ドラム

叩き損ね?別にいいんじゃない?の精神

「シンバル叩いたつもりが、そこにいなかった!」

「スネアのリムだけに当たっちゃった!」

「タム回し、カツカツしか音でなかった!」

ドラムをやる上で、切っても切れない関係のあいつ。

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そう、「叩き損ね」

叩き損ねとの付き合いかたについて、

ドラム講師がふわっと書いていきます。

ではいきましょー!

演奏中は気にしない

多くのドラマーさんが口を揃えて言います。

「叩き損ね?演奏中はそんなの気にしてる暇はないよ?と。

あれ、本当にみなさん本心で言ってます。

叩ける人ほどそうです。

特にライブ本番中は、もっと別の事考えてます。

「リズムをバタつかせない」

「ビートを止めない」

ですね。

こっちの方が大事です。

「あーーー!!」と思っていても、演奏は続きます。

叩き損ねを気にしていると、その後のリズムに響きます。

もう済んでしまったことは仕方ないので、先のことを考えましょう。

叩き損ねるのはよくある話なので、気にしないようにしてください。

笑い飛ばせるくらいでちょうどいいです。

私は叩き損ねた時に本当になんとも思わないか、気になったとしても

「あら」とか「てへぺろ☆」ぐらいにしか思ってません。

気にしない事がいい演奏につながります。

反省するのは、演奏終わってから

私は演奏中は反省なんかしません。

引きずってると、後の演奏にも影響が出ます。

じゃあ反省しないのか?というとそういうわけでもなく、

しっかり反省はします。

でもそれは、演奏(ライブ)が終わってから。

「シンバル叩き損ねたなぁ」

「タム回しはもうチョイ練習しない上手く当たらないなぁ」

「スネアの高さのセッティングもうチョイ確認しておけばよかったなぁ」

などなど。

「何をしたか」はしっかり把握しておきましょう。

直すのは普段の練習で

じゃあ毎回演奏時に同じ失敗を繰り返していいんでしょうか?

そういうわけでもありません。

上手くなりたい!と思うならなおす必要があります。

その「何をしたか」をなおして行くのは普段の練習です。

ドラムの個人練習をしている時にしっかり確認をして、

「次は気をつけよう」につなげていきます。

演奏中は「気にしない」でいいのですが、

次は上手くやれるように修正していくのが普段の練習です。

叩き損ねることに慣れよう

今は叩き損ねても気にしない私ですが、

初心者の頃からそうだったわけではありません。

もう数え切れない程叩き損ねてきました。

叩き損ねた経験が多いと、最初は「あー!!!」だったのが、

次第に「あ、またやった」ぐらいになって

さらに「まあいいや、次、次」ぐらいな気持ちになります。

叩き損ねるのも練習です。

「叩き損ねちゃいけない!」と思わずに、

「叩き損ねないように気をつけるけど、もしなんかあったらとりあえず次」

みたいに考えられるようになると、

ドラマーとしてとても大事な能力が手に入ります。

普段の練習でもライブ中でも、叩き損ねも経験だと思ってください。

まとめ

叩き損ねは「ドラマーあるある」の一つです。

ライブ、演奏中はそんなに大したことではありません。

たくさん叩き損ねて、「まあ別にいいか。ビートに戻ろう」

と思えれば、楽しく演奏できますよ!

俺はっ!何があってもっ!ビートを止めないっ!

ではまた!(=゚ω゚)ノ