ドラムを始めるきっかけは人それぞれ。
- ドラムに興味があった
- 友達がやってたらか一緒に始めた
- バンドを組んだら「なんかドラムっぽい」と言われ、気がついたらドラム担当に
など、いろいろあります。
ちなみに私は子供の頃にお風呂の中で、お父さんに馬が走るリズムを教えて貰ったのが多分きっかけ。
「タッタカタッタカ」みたいなやつですね。
思えばあの時からもうリズムが好きだったんでしょう。
今回はそんなドラム講師の私が
- ドラムに向いてる人ってどんな人?
- ドラムに性格って関係あるの?
なんて疑問について、ふわっと考えてみます。
ではいきましょー!
同じことを繰り返していて楽しい人
まずはコレ!
ドラムは同じビートを、「ずーっと繰り返す」事が多いんです。
曲によっては最初から最後までビートパターンが変わらない場合もあります。
なので、同じことを繰り返していても飽きない人の方がいいです。
「あのパターンも入れたい!このフレーズも入れたい!」だと、
バタバタしちゃう事があります。
その遊び心も大切なのですが、ドラムが同じビートを繰り返すのは「テンポをキープする為」です。
テンポがキープ出来ていないのに、無理に「カッコイイ事」しようとするとバタバタしてしまい、逆にカッコ悪くなっちゃったりします。
叩くビートが1つだけでも、曲として成り立つのがドラムです。
そういう意味では、
1つの事をキチンとやれるこのタイプは向いてると言えます。
コツコツ頑張れるタイプ。
そんなに目立たなくてもいい人
これも結構大事。
ドラムは「縁の下の力もちポジション」になる事が多いので、あまり前面で目立つ事はありません。
バンドを組むとわかりますが、
大体自分(ドラム)の前にボーカルがいます。
お客さんの視線はほぼボーカル、ギターに行きがち。
「あの人、ドラム見てるな!やったぜ!」と思ったらその人もドラマーだったりします。
リズム楽器が好きな人からは見られますが、残念ながら割合はそんなに多くないです。
なので、そんなに注目を集める事はありません。
「すごい目立ちたい!」と思って
歌の後ろでドッカンドッカン好き放題叩いたら、曲の邪魔をする可能性があります。
ドラムソロなんかがあれば目立てますが、そんな機会はなかなかないです。
- 自分が出したリズムで他のパートが楽しそうに演奏してくれるのが好き
- あんまり目立たなくてもいい
- たまに美味しいとこだけ目立てれば
こんな人が私の周りには多いです。
自分から表には出なくても、いると安心されるタイプ。
周りの事も自分の事も冷静に見れる人
どんなアツくなっていそうに見えても、冷静な目線も持ち合わせてるといいのがドラム。
例えばライブで
- ギターソロが予定より長くなってる
- ボーカルが歌の入りを間違えた
- そもそも自分が迷子になった!
なんて事を体験する人は多いです。
なにかトラブルが起きた時に、立て直すのはドラムの役割が多いです。
「あれ!?練習と違う!?」と思ってもリズムは止めずに、落ち着いて状況を判断することが大事です。
自分が迷子になった時も一緒です。
まずは
- 「止まらないでどうするか考える」 事。
どんな時でも周りの事も自分の事も冷静に見られるといいです。
盛り上がっていて表面上はアツくても、心の中では自分の事も客観的に見られる人なんかは向いてます。
いざって時にスパッと動ける頼れるタイプ。
忍耐力がある
これも大事。
楽しい時もあれば悔しい時もありますよね。
個人練習についてもそうだし、バンド練でもそうです。
個人練の時は、出来ないフレーズがあった時に、「難しい!もう一回!出来るようになるぞ!」と意気込める人。
こんな人は上達が早い傾向にあります。
バンド練だと、ドラムは結構貧乏くじを引かされる事があります。
例えば「ドラムちゃんとキープしてよ!」と言われる事がありますが、たまに原因はドラムじゃない時があります。
でも「キープするのはドラムの役目」ですから、
他のパートが原因でも、キープ出来てないならそれはドラムの責任になるんです。
そんな時も腐らずに
「悔しい!なら次はもっと説得力のあるリズムを刻めるようになろう!」と考えられる人は忍耐力が強いです。
何かあった時に、コツコツとその目標に向かう忍耐力がある方がいいです。
これは他のパートでも同じかもしれませんね。
音楽聞いてる時にドラムが良く聞こえてくる人
実はこれ、隠れた能力です。
「え?ドラムが聞こえるのなんて普通でしょ?」と思ったあなたは能力者かも・・・!
多くの人は音楽を聞いてる時に、ドラムの音をはっきりと認識出来ていません。
「知ってる音」じゃないとなかなか聞き取れないものですからね。
練習していって
- 「ドラムってこんな音が出るんだ」 が
分かれば聞き取れるようになるので後から身につけられる能力ですが、
最初からドラムがよく聞こえるのは大きなアドバンテージ。
「リズムが好き」な証拠かもしれません。
このタイプの生徒さんは楽しく練習してくれる人が多い印象ですね。
性格はあんまり関係ない
いろんなドラマーさん、いろんな生徒さんを見てきて、
- 性格はあんまり関係ない かな
と思います。
活発な人もいればのんびりした人もいますし、おしゃべりな人もいれば寡黙な人もいます。
性格は「その人の持ち味」には影響すると思いますが、
向いてる向いてないは関係なさそうです。
まとめ
上記に書いたことがすべて当てはまるとは限りませんが、今まで私の周りにいたドラマーさん達を見ていると上記みたいなタイプの方が多いです。
目立ちたがりでかっこいいドラムを叩く方もいますし、
遊びを入れまくってるのに気持ちいいドラムになってる人もいますので
あくまで個人の統計です。
これからドラムを始めてみたい方は、試しに体験レッスンを受けてみるのがおすすめです。
百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、実際にやってみてわかることは多いです。
最近は気になるところをいくつか受けてみて、値段や通いやすさを比べてみる方も多いです。
無料体験レッスンだと取っ掛かりやすいので、試しに自分の地域で探してみて下さい。
レッスンを受けるメリットについて書いた記事はこちら
ではまた(=゚ω゚)ノ