初めてスタジオを借りてドラムの個人練習に入るのって、
すごいドキドキしますよね。
私も最初は不安になりながらスタジオに電話をした覚えがあります。
・費用はどれくらいなのか？
・どうやって借りるのか？
・練習時の注意点は？
などの疑問に、ドラム講師がふわっと書いていきます。
ではいきましょー！
個人練とバンド練は料金が違う
「個人練習って、いくらかかるの？スタジオって、なんか高そうなイメージが・・・」
なんて方は多いのではないでしょうか？
そんなことはありません。
実は個人練は結構安いんです！
地域にもよりますが、一般的なスタジオさんであれば、
１時間 １,０００円以下 です。
６００〜８００円ぐらいなイメージ。
安いと５００円なんてところもありますね！
どうですか？思ってるより安くありませんか？
ちなみにバンド練になるともうチョイ上がります。
曜日、時間で変わりますが、
１時間 １,５００〜２,５００円ぐらい。
ただ、一人当たりの値段ではないので、
これをバンドメンバーみんなで割りましょう。
なので、一人当たりの支払いはそんなに変わりません。
バンドメンバーが多ければ多いほど、自分の負担は減ります。
人数が多いとまとまるのは大変ですが、安く済むのは魅力ですね！
個人練の予約は前日、もしくは当日になる
ただ、個人練の予約の注意点もあります。
バンド練の場合は数ヶ月前から予約が取れたりするのですが、
個人練の場合は縛りがあります。
多くのスタジオは、個人練の予約が取れるのは
「前日の夜（２２：００ぐらい）から。もしくは当日」になります。
スタジオさんは基本的にバンド練をメインに貸し出しをしています。
個人練で貸してくれる時は、
「バンド練の予約が入らない時は、部屋を開けておくのはもったいないので、
直前なら空いてる部屋を個人練として安く提供しますよ。」
って事なんです。
なので、「来週の〇時に個人練に入りたい！」と思っても、
スタジオさんの空き状況によっては、思うようにいかない事も。
安く使えるのには条件があるんですね。
個人練で普通に予約を取れるようにしてしまうと、
スタジオさんも売り上げが減っちゃいますからね。
ただ平日の日中であれば、
全室埋まってる事の方が少ないと思います。
土日は時期によりますが・・・。
前日の夜から個人練が取れるところであれば、
夜のうちに電話をしてお店に聞いてみるのがいいと思います。
私は当日に電話せずに行って空いてなかった事もありました。
電話すればよかった・・・。
電話では何言えばいいの？
では、電話をしてみましょう！
流れは大体こんな感じ、
（プルルル）
スタジオ「はい、スタジオ〇〇です」
自分「個人練で入りたいんですけど、〇〇時って空いてますか？」
あとは店員さんが教えてくれます。
・ごめんなさい！空いてないです・・・
・大丈夫ですよ！何時間ご希望ですか？
・１時間なら空いてますよ！
・もうちょっと前（もしくは後）なら空いてます！
など。
後は自分の予定と相談して決めましょう。
もし予定が合わなければ、
「じゃあ大丈夫です。ありがとうございます。またお願いします。」
とお伝えしましょう。
そのまま予約を取る時は
自分「じゃあ◯時から〜時間でお願いします」
スタジオ「ではお名前をお願いします」
となります。
この時、お店によっては会員番号を聞かれる事がありますので、
持ってなければ「初めてで持っていません」とお伝えすれば大丈夫です。
どうしたらいいかは、後は店員さんが教えてくれます。
スティックだけ持っていけば平気
予約を取ったら、いざスタジオへ！
ドラマーさんはスティックだけ持っていけば練習出来ます。
あ、もちろんお金も忘れずに((((；ﾟДﾟ)))))))
受付で予約した時間と名前を伝えて下さい。
この時に他に借りたいものがあれば借りられます。
ドラマーならメトロノームとかですね。
料金はお店によって違うので確認してみてください。
部屋に常備しているとこなんかもあります。
そしたらどこの部屋か教えてくれますので、後は部屋に入るだけ。
準備完了！
練習する時の注意点
後は部屋に入って扉をしっかり閉めれば、練習出来ます。
早速自分のセッティングにして練習しましょう！
何かわからないことがあれば、店員さんに聞きましょう。
曲を流したいけど、音の出し方がわからない、などですね。
最初はわからない事だらけなのは当たり前です。
店員さんも慣れてますので、優しく教えてくれる方が多いです。
後は好きに練習出来るのですが、注意点がいくつか。
力任せには叩かないで下さい。壊れます。
スタジオさんが悩まされるのは、シンバルが割れたり、打面が凹まされたりする事です。
どちらも、力任せに叩いた結果です。
楽器ですから、「叩く」のではなく、しっかり鳴らすように練習しましょう。
とはいえ、普通に叩けば大丈夫です。
力任せはダメです。
タムは外したら元に戻す
１タム・２タムと、セッティングは違いますが、
外したものは最後に元に戻して下さい。
角度などはそのままで大丈夫ですが、
使い終わったら最初の状態に戻しましょう。
最後にハイハットは閉じる、スネアのスナッピーは外す
これはドラマーとして覚えておくといいマナー。
練習が終わったらハイハットは閉じた状態にしましょう。
棒の部分に止めるネジみたいなのを緩めるだけでいいです。
後、スネアのスナッピー（裏についてるジャラジャラしたやつ）も外しておきます。
スネアについてるレバーみたいなやつを、ガチャっとすれば大丈夫。
どちらも、他のパートさんが練習する時の雑音の原因になります。
店員さんが最後に確認してくれることがほとんどですが、
ドラマーたるもの、自分でそういったマナーを実践していきたいですね。
それがいい演奏に繋がるようになります。
ライブ中に、静かな曲だからと雑音防止の為に一旦スナッピーを外して、
演奏する時に入れ忘れるのはドラマーあるあるですね（笑）
まとめ
初めてスタジオを借りるのはドキドキしますが、
意外と簡単に借りられるし、個人練なら料金も安いです。
これを機にお近くのスタジオを探してみてください。
スタジオで個人練するようになると、
メキメキ上達できますよ！
ではまた！(=ﾟωﾟ)ﾉ
