オーソドックスなセッティングだと、多少の場所の違いはあれクラッシュシンバルは2枚ついています。
なんて悩んだことはありませんか?
ドラム講師がその疑問に答えていきます。
ではいきましょー!
右と左は音がちょっと違う
まず、2枚のシンバルには違いがあります。
セッティングは自分の好みで変えていいものなので違う場合もありますが、
一般的には
・左側が小さい(16インチのことが多い)
・右側が大きい(18インチのことが多い) です。
基本的に同じ厚さであれば、径が「小さい方が高い音、大きい方が低い音」が出ると思って下さい。
クラッシュシンバルにも
- 厚さ
- 大きさ
などの違いがあります。
基本的には上記の考え方で構いません。
どっち使ってもいい
音の違いはあるのですが、別にどっちを使っても構いません。
左でも右でも、2枚一緒に叩いてもいいでんす。
私の場合だと左側の小さい方をメインに使って、右側の大きい方をサポート的に使う方が多いですかね。
「こうしなきゃいけない」という決まりはないので、自分の使いやすいように使うのがいいと思います。
ジャンルによっても変わってきますね。
叩き慣れている人は「どっちでもいい」でいいのですが、もしかしたら慣れないうちは、どっちを使うか決めておいた方がいいかもしれません。
どっちでもいいって、意外と難しいです。
それが原因で、
「あー!どっちにしよう!?」なんて演奏中に悩むかもしれません。
悩んでる間にバタバタしちゃったり、シンバルに手が伸びなくなったりします。
・ハイハットがメインの時は左側
・ライドがメインの時は右側
とかで大丈夫です。
ある程度決まっていれば
「あれ?どっちにしよう?まあいいや近いからこっち!」
なんて、迷子にならなくなります。
うまいドラマーさんは使い分けてる
最近はネットでドラムを叩いている動画がたくさんありますね。
そんな中で、たまに「シンバルめっちゃついてる人」いますよね。
なんてびっくりする時があります。
うまいドラマーさんは、シンバルの音色まで使い分けています。
スプラッシュシンバル(すごい小さいやつ)や、
チャイナシンバル(あ、チャイナっぽい!っていう音が出ます。聞いたらわかります)。
色んな種類のクラッシュシンバルが何枚もある人もいます。
そういう方はドラムの演奏時に、しっかり音色や音階まで考えて叩いているケースが多いです。
・暗い場面だから「低い音」を出したい
・明るい場面だから「高い音」が欲しい
・クラッシュだとうるさいからスプラッシュ
・インパクトがほしいからチャイナ
などなど。
ドラムでメロディを出すとでもいいましょうか。
使い分けてる人は歌心があるんですね!
ドラムにもチューニングがあるのは、音程や音の伸びを変える為でもあります。
シンバルはチューニング出来ませんので、「他の音程、音色」が欲しければ違うシンバルを購入することになります。
ですが、その購入したシンバルをしっかり鳴らせるかどうかはまた別問題。
レッスンしていてちょくちょく言われるのが
ですね。
シンバルも叩き方を変えるだけでもある程度は音色を変えられます。
この辺りは生で体感するとわかりやすい部分なので、体験レッスンでもなんでもプロの音を聞いてみるのがオススメですね。
レッスンを受けるメリットを書いた記事はこちら。
私はそこまでの数は操れないので、オーソドックスなセッティングがメインです。
スプラッシュとチャイナはあったら嬉しい程度。
まとめ
ドラムは自由度の高い楽器です。
シンバルも「どっちが正解」ではなく、どっち「も」正解です。
ただ左右のシンバルで音が違うので、使い分けられるようになるとかっこいいですね!
表現するのは演奏者の自由なので、自分ルールでいいんです。
慣れないうちは
「こういう時はこっち」
みたいに決めておいた方が迷子にならないのでおすすめですが、
「どっちでもいいんだ」
というもの知っておく必要はあります。
自分の好きなようにシンバルを使いましょう!
シンバルはたくさん種類があるので、
気になる方はミュージシャン御用達、サウンドハウスを覗いてみて下さい。
私は最近スティックや小物、楽器買うのも全部サウンドハウスです。
ではまた!(=゚ω゚)ノ