ドラム

初心者に教えたいドラマーあるある

ドラムをやっていると誰もが経験する「あるある」

「あー!それ、わかるわかる!」

「だいたいみんなやるよね!」

みたいなやつ。

初心者の方は「すごい失敗しちゃった!」みたいに感じることでも、

ドラマー界隈ではよくやるミスだったりします。

なんだったら気にもしてません。

そんな一例をドラム講師がふわっとご紹介。

ではいきましょー!

スネアの淵(リム)しか叩けなかった

8ビートでもフィルでも

「タンッ!」って叩きたかったのに「カッ」しか言わない。

ちょっと恥ずかしい。

始めたてや、オープンリムショットを狙った時にやりやすい。

でも「カッ」ってリズムが出てるから良しとする。

シンバルがいない

かっこよく「ジャン!」って決めるつもりが、

シンバルにかすりもしていない。

結構恥ずかしい。

譜面を見ていたり、他のところを見ているとやりやすい。

ちょっと視線を感じる気がするが、

「いやいや、自分空振りして休符を感じたかったんすよ」

ぐらいの勢いでごまかす。

タム回しの半分ぐらい音が出ていない

スネアの淵(リム)事件の応用版。

「タタととトトドド」

ってやりたかったのに

「タタカカトカドカ」

みたいな音が出る。

速いパターンでやりやすい。

ある意味面白いリズムが出るので

「今のフレーズどうっすか!?」ぐらいの気持ちで押し切る。

ビート叩いてたらぼーっとして迷子になる

気がつくと

「あれ、今どこだっけ?」状態。

ちょっと小慣れてきた頃にやりやすい。

結構焦る。

しかしテンパったら負け。

とりあえずそのままビートを叩き続けて考える。

周りの音を聴いて、戻れそうなところからしれっと戻る。

止めてはいけない。

迷子でビート叩いてごまかしてたら、ブレイクを通り過ぎる

迷子になって止めないようにビート叩いてごまかしてたのに、

ブレイク(みんなで止まるようなとこ)を通り過ぎて自分だけ音を出している。

頑張ったのに、なんたる不運。

結構焦る。

とりあえずピタッと止まってみる。

言い訳を考えるがどうにもならないので

後で「スンマセンっした!」と素直に謝る。

時には非を認める。

フィルが思い出せない

そこにフィルが入るのはわかってるけど、

どんなフレーズだったかどうしても思い出せない。

焦れば焦るほど思い出せない。

ビートを叩いて通り過ぎるか、

「いいやとりあえず適当に入れとけ」と

思いついたフレーズを叩く。

上手く決まると誰にも気づかれないが、

バタバタしてるとバレる。

フレーズの長さを間違えると傷が広がる。

1番と2番が混ざる

ビートはほぼ同じだけど、フィルが1番と2番で違うのは覚えてる。

でもどっちか思いせない。

とりあえず思い出せる方を叩いてごまかす。

だいたいそれでどうにかなるが、

2番はブレイクに変わっていたりするとヤバイ。

でもみんなブレイクでドラムだけ残るような曲もあるので、

後で「フィル入れないほうが良かったかな?」なんて言ってみる。

今って2番?3番?

3番まであるような長い曲でたまに起こる。

「あれ?今何番?」状態。

焦るが、とりあえず歌詞を聴いてみる。

わかったら落ち着いて戻る。

「3番か!じゃあそろそろエンディングだ!」

と思ったらボーカルが歌詞を間違えてたなんてこともある。

でもドラムが悪いことにされる。悲しい。

ハイハットにスティック引っかかる

ハイハットをスカって、あげる時にハイハットに引っかかる。

運が悪いとスティック飛ぶ。

飛んでいかなくても「あぶねっ!」とちょっとそわそわする。

大事なとこに限ってスティックが飛んでいく

「ここは見せ場だ!」なんて張り切ったらスティックが飛んでいく。

見せ場どころではなくなる。

張り切ってはいけない。

悲しい気持ちで予備のスティックを取る。

飛んできたスティックが手元に戻ってくる

綺麗に上にポーンと飛んで行ったスティックが戻ってくる。

上手くキャッチできるとなんだか嬉しい。

でも向きが逆だったりする。

お願いだから頭に落ちるのはやめてほしい。

折れた?いや折れて無い

なんだかスティックに違和感。

「折れたかも!」と思って見たけど、別に折れて無い。

でも不安だからとりあえずスティックは替えてみる。

折れてい無い?いや折れてる

逆も然り。

よく見たら折れてた。

あの時に素直に替えればよかった。

 この曲やれそう!と思ったら実は結構速い

聴いてる分には速く感じなかったのに、

やってみたら「ん!?結構速いぞ!?」なんてことも。

ドラム覚えたての頃はこの感覚がちょっとズレてる。

でもやってるとだんだん慣れる。

頑張ったけど無理な場合もある。

昔コピーした曲が本当はもっと難しいものだったと知る

上手くなってから昔コピーした曲を聴いてみると、

予想以上に音が入ってる。

「あれ?こんなに難しかったの?」

と思って演奏出来なくなる。

でもそれに気付くのは上手くなった証拠なので自信を持って良い。

まとめ

今回ご紹介したあるあるは、ドラマーならみんな経験することです。

大事なのは「演奏中は気にしない事」です。

反省は終わってから後でしましょう!

たくさん失敗して上手くなりましょう(=゚ω゚)ノ

ではまた!(=゚ω゚)ノ