ドラム講師のフリーランスになって早1年。
「とりあえずギリギリでも生活出来れば良い」
と思って仕事辞めて本腰入れてみたらほんとにギリギリだったお話です。
フリーランスってどうなの?不安は?
いくら稼げば生活出来るの?
なんて調べてる人の参考になればと思います。
ではいきましょー!
月の手取り15万でギリッギリ
15万でギリギリです。
もう、ほんとにギリッギリ。
貯金がないと不安な場面もありました。
私の場合はカツカツでも楽しめて生活できてるので
今のところ特にストレスは感じていませんが、
人によっては安心して生活出来ないかもしれません。
「ギリギリでも良いからフリーになりたい!」
なんて人は月の手取り15万が最低ラインだと思って下さい。
「月収」じゃなくて「手取り」なので注意。
仕事で使った経費分を引いて手元に残る自由なお金ですね。
仕事を辞める前のざっくりした計算は甘かった
私の場合は音楽活動をするため、
就職ではなくアルバイトをしながら
自分でドラム講師業も少しずつ収入を増やしていきました。
ドラム講師業としての収入がある程度形になってきたので、
「そろそろ講師業1本でもやれるかも?」と思い、今かかってる生活費をざっくり計算。
・家賃(一応東京、端っこの方)
・食費
・通信費
・ガソリン代
・保険
などなど。
他にも細々したもの(サブスク代)とかもありますね。
自由なお金(お小遣い的な)はとりあえず減らせばいいやと思ってました。
その結果、「お、いけそうじゃね?」と。
この時点で「あれ、それだと大事な計算足りなくない?」と思える人は
しっかり知識がある方ですね。
この時の私、「いつも払ってるけどあんまり自覚がない」ものが抜けてます。
「えー?ざっくり考えて生活するのに必要なお金ってそんなもんじゃない?」
と思った同じような人はここで覚えていきましょう。
『その計算、税金は細かく考えましたか?』
給料からの天引きに慣れてると税金は自覚しづらい
いつも給料明細はしっかりみてました。
経理も人間ですから、ミスがあるかもしれませんし。
しっかり毎月チェックしてました。
なので毎回引かれてる税金も目にしてたんです。
やれ年金だ、社会保険だ、住民税だ、所得税だ・・・
問答無用で引かれてるので
「自分は税金を払ってるんだ」という自覚が薄かったんですね。
知り合いにも「同じ経験をしたー!」なんて人がいましたので、
意識して税金の勉強をしていないと見落としやすいのかもしれません。
雇われての給料だと、税金は勝手に計算してくれて勝手に毎月引き落とされてますよね。
なんなら「勝手に引かれてうっとしいお金」ぐらいの認識でした・・・
会社に雇われないということは、
この支払いを自分でするという事です。
今までは「税金を引かれた後のお金が手取り」でしたが、
フリーランスは「手取りのお金から税金を払い」ます。
この違いは体験すると大きいです。
雇われ給料のありがたさに気づけます。
税金への自覚、大事ですね。
税金分までしっかり計算し直すと
私の現在の所得の場合毎月
国民年金、国民保険、住民税でざっくり4万円ぐらい払いますので
15ー4で残り11万。
そこから先ほどの計算した生活費で何だかんだトントンぐらい。
凄いよく見積もってちょっと残る・・・かも?
お小遣いどころではありませんね(笑)
生活水準を下げられるかどうかで満足度は変わる
私は元々物欲もあまりないし、
食べ物にもこだわるタイプではなかったので
自然に「じゃあ一旦生活水準見直すか」と考えられました。
食費は業務スーパーとか活用すればいいし、
通信費はプランの見直しとかで抑えられるし、
交際費やサブスクなど、なくても困らない余計なお金を探してカット。
私は仕事で車が必要なので維持してますが、
「よく考えたら車なくても良いかも?」なんて方は
車を手放しても良いかもしれませんね。
年間でかなり出ていくお金が変わってくると思います。
見直していく中で
「身を削って頑張ってイヤイヤ節約した」というより
「とりあえず倹約すっか」ぐらい気持ちなので、日々の生活の満足度は以前と変わってません。
自分の中では「普通に」生活出来てます。
急な出費の時は「マジか!」となりますが・・・
貯金があると心の余裕につながりますので、
出来ればフリーランスになる前に貯めておきましょう。
「収入が減っても生活水準は下げたくない!」という思いが強い人は
日々の生活にストレスを感じるかもしれません。
その分稼げれば解決しますが、そこも自分次第です。
個人的には以前より楽しい
ネガティブなことも書きましたが、
私は今の生活の方が以前より楽しく感じてます。
現状がゴールではないし
収入が増えれば満足度ももっと変わってくると思いますが、
ギリギリでも楽しいと感じられるのは自分の中でデカいです。
雇われてた時のストレスがないですからね。
クセのある上司とか、突っかかってくる同僚もいません。
好きなことを仕事にすると嫌になってしまう人もいるみたいですが、
自分はそんなことないです。
仕事自体も楽しいです。
「収入は下がった代わりに自由度が上がった」感じ。
計算が甘かったのは反省点ですが、
失敗しながら学ぶのも大切ですね。
確定申告なんかもまさに失敗しながら学んでますからね。
「とりあえず白色申告でいいや」は超もったいなかったな・・・所得税ぇ・・・
それはまた別のお話。
まとめ
東京の端っこの方でフリーランス手取り15万。
自分の生活水準をキチンと把握すれば、ギリギリですがなんとかなります。
でもほんとにギリギリなので近しい人にはおすすめしませんが・・・
参考になればと思います。
ではまた(=゚ω゚)ノ